LVMの中に出来たLVMを独立させる : はじめに
Xenの仮想化でdomUを作る時、イメージファイルやLVM,ext3等の領域は1つしか指定できませんので、新規にdomUを作ると、指定したイメージファイルや領域の中にLVMを作り、デフォルトではそこにboot用、root用、swap用の3つのLV(ロジカル・ボリューム)を作ります。
つまりLVMの中にさらにLVM(LVMを指定した時)を作るようなイメージになります。
個人的にこの2重の構造は抵抗があり、オフラインからmountするのも大変ですので、domUを作成後、3つの領域を直接LVMにします。
準備として新しくコピーされるLVM領域を作ってフォーマットしておきます。
まずPVを作る
# pvcreate /dev/sdd1 # sdd1は各自の環境による
VGを作る
# vgcreate VGネーム /dev/sdd1
LVを作る
# lvcreate -L 10G -n LVネーム VGネーム
10Gは作るLVのサイズ、私はLVrailsboot (100M), LVrailsroot (15G), LVrailsswap (2G)を作りました。
各領域をフォーマット
# mkfs.ext3 /dev/VGネーム/LVrailsboot
# mkfs.ext3 /dev/VGネーム/LVrailsroot
# mkswap /dev/VGネーム/LVrailsswap
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