私はDDコマンドでコピーを作る際(又はクローンでサブホストを作った時)、本来ならサブホストは停止してから行うべきだと思いますが、オンラインでやりました。
結果はOKでしたが、状況によってはつじつまが合わなくなるかも?
1:LVMで作っていたらLVMを作ってからやるべき
私はサブホストのルート領域をLVMで作っていますが、横着をして直接ディスクのパーティションに同じサイズで作りましたが(parted使用)どうも微妙にサイズが違うみたいで、DDコマンド時に領域が足りないとエラーが出た。表示されたセクター数を見ると1セクター違っていた。のでテスト用にPV、VG、LVと作りLVのサイズはオリジナルのサブホストと同じサイズで作成した。
2:UUIDもコピーされるので、変更すること。
その際、注意しなくてはいけないのはKVMでサブホストを作成すると、最初に指定した領域(LVM)にさらに領域を作りそれをルートのパーティションにしているので、ここを参照してloop0p1を作ってください。そこで
# tune2fs -U random /dev/mapper/loop0p1
追記:2019-7-9 CentOS7になってxfsになったので、同じことが出来なかった。
loop0p1を作るところまでは同じで、loop0p1をアンマウントし、xfs_adminでUUIDを作る。
# umount /dev/mappaer/loop0p1
# xfs_admin -U 新しいUUID /dev/mapper/loop0p1
又は# xfs_admin -U `uuidgen` /dev/mapper/loop0p1
として、UUIDを変更してください。これがサブホストのルート領域になる
3:UUIDを変更したのでブート関係も変更が必要になる
当世の流行りで、grub.conf や fstab にUUIDを指定して、ディスクを特定してるが、これが災いする。
私はLVMでルート領域を指定しているので、ディスクの順序が入れ替わる事による弊害は無いので、サブホストにUUIDを使う意味が無い
ので、/boot/grub/grub.conf と /etc/fstab のUUIDを指定している所を全部 /dev/vda1 に変更した。(UUID=と出てくる所)
4:IPアドレスも同じになる
サブホストはサーバーにしているので、固定IPにしていますが、これも同じになりますので変更してください。
私はNetworkManagerを使わずに、直接 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 で指定しています。
5:ホスト名も同じになる
/etc/sysconfig/network に設定があるので変更のこと
そしてサブホストを起動すると、どういう訳か最初は必ずudevが悪さをしてネットワークが使えないので、/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を削除して再起動。(このファイルは削除しても自動で再度正しい物を作ってくれる)