2: バックアップされる側のサーバーへのインストールと設定

Date 2011-1-24 11:23:43 | Topic: amandaのアップグレード

amandaがxinetを使うので事前にインストールする必要があると思いますが、私の場合はインストール済みでした。
amanda-backup_client-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpmをバックアップされる側の全てのサーバーにインストールしますが、以前と違い、amanda server自身へのインストールはいりません。
# rpm -Uvh amanda-backup_client-3.2.1-1.rhel6.x86_64.rpm
インストールに成功したら、設定をしていきますが、必要なファイルは2つだけで、しかも一つは確認だけです。
/etc/xinetd.d/amandaclientsが下記のようになっていると事を確認します。
# default: on
#
# description: The Amanda backup client should be enabled for systems
# which will be backed up by an Amanda backup server.

service amanda
{
disable = no
flags = IPv4
socket_type = stream
protocol = tcp
wait = no
user = amandabackup
group = disk
groups = yes
server = /usr/libexec/amanda/amandad
server_args = -auth=bsdtcp amdump
}

もう一つの設定ファイルである/var/lib/amanda/.amandahostsを作っていきます。これはバックアップサーバーのホスト名、サーバー側のバックアップするユーザ名、バックアップコマンドを記述したファイルで
smb amandabackup amdump
smb.kinryokai.net amandabackup amdump

としました。(SMBはサーバーのホスト名、kinryokai.netはドメイン名)
# cmown -R amandabackup:disk /var/lib/amanda
# chmod 600 /var/lib/amanda/.amandahosts

として完了です。この設定ではデフォルトのbsdtcpでバックアップされるので、暗号化はされませんが、閉じたネットワークですので問題ないと思います。


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