37:バックアップ用のホストを作り直す(1)

Date 2017-11-3 10:53:18 | Topic: Linux (サーバー制作)

ここにあるように、不注意(部品の問題も多々あり)でホストが壊れたので、早速バックアップ用のホストを作って行きますが、オリジナルのホストはBACULAでバックアップを取っているので、最初からインストールするのではなく、baculaからリストアーします。
実はもっと簡単な方法があります。運用中のホストを停止出来れば、サブホストに付けるSSD(HDD)をUSBでアタッチしてddコマンドでディスクを丸ごとコピーしてしまえばよい(私は250GBのSSDなので結構時間がかかるが)。あるいはサブホストだけならクローンを作る手もある(サブホストの停止が必要だが)ただ、ダブリが出てくるのでその対処が必要。
まずは、バックアップ用のホストに使用するSSDを初期化します。
このSSDを運用中のホストにUSBで継ぎ、
# parted /dev/sdc
(私の場合はsdcだが、皆さんの環境で違う)。
今ある領域を全部消す(rm 領域ナンバー)
その後、今運用中のホストと同じ順序、サイズで、新規にパーティションを作る(mkpart、詳しくはgoogle先生に聞いて)
その後、sdc1をフォーマット
# mkfs.ext4 /dev/sdc1
私はさらに領域2と3もあり、ここはlvmにしているが、この辺はCentOSが動いてから手当てする
ここで出来たsdc1をマウントする
# mount /dev/sdc1 /test1
test1は以前に作成済み。また、親ホストは /bootも含め すべてsda1(この場合はsdc1)にしている
ここでbaculaの出番、bacula-dir.confにリストアーする場所を指定するが、今回はこれを変更し、
restore jobに where = /test1 とし、baculaを再起動してからリストアをする。しばらくすると終わるので、
# umount /test1
で取り外し、バックアップ用のサーバーに接続する。
この辺の作業はここを参照してください
****ここからは バックアップ用サーバーでの作業****
まずはブートしてみるが、うんでもなければすんでもない、多分MBRがチャンとリストアーされていないと思う。
なので、CentOS 6.8 (実際は6.9になっているが)のインストール CDからブートし、LINUX RESUCURE を選ぶ、言語をJapaneseにしてキーボードをjp106を選び、
ネットワーク設定は不要で、続いて、続行(Contiue)を選ぶとSHELLが表示されるので
sda1は /mnt/sysimage にマウントされているので、これを / のするため
bash-4.1# chroot /mnt/sysimage
GRUBを走らす
bash-4.1# grub
rootの指定
grub> root=(hd0,0)
MBRを修正する(ここに詳しくある
grub> install (hd0,0)/boot/grub/stage1 d (hd0) (hd0,0)/boot/grub/stage2 p (hd0,0)/boot/grub/grub.conf
grub> quit
でGRUBを終了し、
bash-4.1# exit
で再起動する
無事、起動するがエラーがいっぱいだー。これはコピーをしているので、hostname, 固定IPアドレス等などがダブっているからだ
38:バックアップ用のホストを作り直す(2)に続く



This article comes from 錦稜会 KINRYOKAI
https://www.kinryokai.net

The URL for this story is:
https://www.kinryokai.net/article.php?storyid=339