ルーターをYAMAHAのNVR510に変更する
Date
2017-10-23 14:29:25 |
Topic:
Linux (CentOS)運用時のメモ
右上がルーター:NVR510、左上はONU(光信号を電気信号に変換する)、下のアルミケースは右がKVMで作った各サーバー、左がそのバックアップ用のサーバーだが普段は電源が入っていない、夜中に
cron
間違い、BIOSで電源が入り、cronからrsyncを走らせ稼働中のサーバーからコピーし、シンクロさせている
ルーター変更の一番の理由はVPNをやりたかったこと。
ソフトでも可能だが、この際ルーターを少し、ましな物に変更した方が後々良さげ。
私は、静的なIPマスカレードで、WEBサーバーやmailサーバーを運用している関係で、最初に全部の設定をして置き、設定が終わったら一気に取り替えた方がダウンする時間が少ない。
なので、NVR510にノートコンピューターを付け、WAN側はオープンのまま設定をしていった。
その時、ランダムに変更していったので、プロバイダー接続のインターフェースの選択で、WANがグレーアウトし、設定が出来ない。
色々試したが、分からないのでYAMAHAのサポートへ電話、プロバイダーの設定の前にIPフォワードの設定等をするとこういう事があるらしい。
順番に設定をしていかないといけないらしい。なので、INIT SW(裏にあり、細いもので押す)を3秒以上、電源SWと一緒に押し、リセットをかけて、設定をし直した。
最初にローカルIPの設定、私はデフォルトの192.168.100.0/24からは変更している。
ここで注意:ノートをローカルのLANに繋いでいるが、DHCPサーバーから自分のIPをもらっている。それは192.168.100.X なので、ローカル側のLANを変更するとノートのIPは取り直しが必要になる。
次にプロバイダーの接続に移る、今度はWANが選べるが、継いでいないので、回線の自動判別の所で
WAN側の回線が抜けているため、ブロードバンド回線の自動判別を中止しました。
となるが当たり前なので、次へをクリックし、接続種別の選択から、順次設定をしていく、その後、VPNの設定をし、詳細設定からNAT→NATディスクリプターの一覧で新規を選び、、、、、、、(マニュアル参照)と順次必要な設定を済まして置く。
その後、ルーターを変更すればOKなはず。
変更後のメリット
1:もちろんVPNが出来る事
2:ローカルネットワークにある色々なサーバーのアクセスにhostsファイルに設定を入れなくてもよくなった。
これは家庭用の一般的なルーターでは、一度出たパケットをさらに自分に戻せないので、DNSの設定を見なくするため、
LOCAL LAN 内にあるWEBサーバーやメールサーバーにアクセスするにはhostsファイルに設定をするのだが、
NVR510はこの様な動きをサポートしているので、DNSを見に行っても問題ない。新しいコンピューターを継ぐ度にこの設定をするのは結構面倒くさい。
特にノートだと自宅ではLOCAL LANの中だが、外では違うので、その度にhostsファイルを変更しなくてはならない。
ローカルでは 192.168.xx.xx だが外ではグローバルIP
3:ローカルのサーバーから自分宛のメールが届かなかったが(メールサーバーが自分のローカルネットワークにある為)、これも素直に設定すればよい。
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