36:システムの変更

Date 2014-1-9 22:44:08 | Topic: 太陽電池を使った無停電電源(サーバー用) 奮闘記

34:また電池が壊れた で触れたように、24Vの電池を二組使い片方を放電、片方を充電に交互に使用するようにする。
先ずは電池を新神戸電機(このメーカーにしたのは、日本製の中で安かったから、韓国の電池は1年位でいかれたのが2回も続いたので買わない事にした。でも他に比べてかなり安いので、もしかしたら韓国製のOEMかも、でも日本の品質管理が適用されていると思うので、韓国製よりいいか)の130F51を4台購入、2台一組で24Vの電池として使用する。
その論理回路を考えるが、初めはA組、B組用にそれぞれリレーをONにする方法を考えたが、これでは論理回路が働いていないとどちらのリレーもONにならないので、サーバーに電源が供給されないので、論理回路のテストがやりにくいので(論理回路がなくても片方の電池から電源を供給したい)、A組はリレーがOFFの時、B組はリレーがONの時に放電する様にした。こうすればA組の電池が十分にあれば、論理回路を外し、テストも出来る。でも、これではリレーの切り替え時に瞬断が起こるので、その対策が必要である。ショーティングタイプのリレーもあるが、一般的では無く、故障時の事を考えると汎用品を使いたい。対策はショートリレーなる物を入れ、切り替えリレーが働く前に、このリレーでA組、B組のリレーを繋いでから、切り替えリレーを働かせれば、瞬断は起こらない、リレーが切り替わったタイミングでショートリレーはOFFにする。電圧差のある電池をショーとするので大電流が流れるので、ショートリレーの接点は大容量のリレーがいる。
最終的に考えたのはNOR回路を使いRSフィリプフロップを構成し、それに過充電防止用の信号を考慮し、図の用な回路にした。電池電圧低下用(2個)と過充電防止用のOPアンプの出力はHIGHになった時を真とした。簡単に説明すると、電池Aが低下すると、cがHighになる、この時過充電がLow(通常)だとdはHighのままで、トランジスターをONにしリレーが働き、電池Bからの放電に切り替える。逆の場合はd点はLowになるのでリレーがOFFになり、電池Aからの放電になる。それぞれの状態で過充電がHighになると状態が変化するので、充電する電池が代わり、過充電を防止する(現在は冬場で、過充電が働いてはいない)又一度電池低下が働くとヒステリシスを持たせたOPアンプで、26.5Vまで充電が進まないとOPアンプの出力はHighのままなので、両電池とも低下すると、補助電源が入るようにしてある。その場合d点は必ずLowになるので(つまり電池Aから放電)補充電はリレーを通さず、両電池にショットキーダイオードを通し充電をする。と言う事は最初は低下している電池を充電し、両電池の電圧が同じになるとそれぞれに充電をする。
実はこの回路問題がある。片方が充電満杯になると、電池を切り替えこの電池が放電になるが、この状態でもう片方も充電がいっぱいになっても過充電保護は働かない!!、今は冬でこの回路が働いた事はないのでいいが、4ー5月の一番効率のいい時には問題かも、とりあえずそれまでにどうするか考える。2014/02/05追記
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