1:Baculaの設定時に不明なだった点、注意点など
Date 2013-12-2 13:59:15 | Topic: Baclua(バックアップ)に挑戦
| 先ず、インストールする前にbaculaの概念を勉強しますが http://www.nanajo.com/blog/hogex/?p=208 を参考にしました。 それでも不明な点がありましたので下記に示します。 *バックアップされたデータはどこに保存されるか? bacula-sd.confの device{ の中に Archive Device = で指定された所に保存される *リストアされたファイルは何処? bacula-dir.confの Job{ の中の where =で指定された場所. ここで注意しなくてはならないのは、この場所はディレクターが走っている場所で無く、 (設定はディレクターにあるが、)バックアップされるホストのdirectoryであると言う事。 私はてっきりディレクターが走っている ホストだと思っていたので、いくら待っても復元されなかった(と思った)。 又、バックアップされるホストと言う事はサイズに注意する事、つまり今使っているサイズと 同じサイズの空き領域がいる(全体をリストアする場合)。又、directoryがそのホストに存在しなくても、 baculaはエラーを出さず、強引に作るので、まず領域不足のエラーになる。 訂正:「8:他のホストにリストア」を参照してください。ディスク容量の余裕のあるホストにリストア出来ます。 *物理的に別のDisk/Partition になっているDirectoryがある時、バックアップの指定を/(ルート)にすると、バックアップされるのか? バックアップされないので、bacula-dir.confのFileSet{ の中に File = で別に指定する事 *バックアップされるホストが復数台ある時は? bacula-dir.confの中で、 Job{, として、ホスト毎にバックアップのJobを作る Job{, として、ホスト毎にrestoreのJobを作る FileSet{, として、ホスト毎にバックされるDirectoryを定義する Client{, として、ホスト毎にホストの設定をしていく。 2014-04-14追記:ここで疑問がまだある。私の様に複数のディスク(パーティション)をアタッチし、そこにホスト特有のデーターを置くような場合ではFileSetが同じにならないので、RestoreのJobも複数作ったので、復元されるデーターもこのRestoreのJobで指定されたホストになったのではないかと思う。FileSetが共通になればもっと楽になりそうだが、FileSetに指定したディレクトリーが無い場合等はエラーになりそうなのでFileSetを分けている。今度テスト環境でこれを調べてみる(ググったがこの事例のヒットは無かった) *bacula-dir.confの Director{ の設定の中にあるdefaultで設定のあるquery.sqlファイルはインストールされていない? confの中にある QueryFile = "/usr/libexec/bacula/query.sql はインストールされていない!でも問題無い様だ。 /usr/share/doc/bacula-common-5.0.0/exampleにあるsample-query.sqlをリネームし /usr/libexec/bacula/query.sql として保存すると、様々なqueryが出来る様だが試していない *restoreする時は空きスペースに注意 既にふれたがバックアップされているホストに、bacula-dir.confのwhere(又は指定したホスト)にストアされたデーターが書かれるので、このDirectoryの空き容量に充分注意する事 *これが一番大事かな:mysqlを使用する時はDatabase engine は InnoDB にし、11:リストアの時間が劇的に早くなった の設定も追記する事
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