28:WEBmailが出来るようにする(roundcube)

Date 2013-3-28 21:10:09 | Topic: CentOS 6.3(6.4)に挑戦

Centos 5.3の時はSquireelMailを使っていたが、今回はRoundcubeに挑戦してみる。
参考URL:http://unixlife.jp/unixlife/linux/s-roundcube.jsp
http://roundcube.net/download から complete: 0.8.6 をダウンロードする。
ダウンロードしたdirectoryに移り、
# tar -xzvf roundcubemail-0.8.6.tar.gz
次はwebにコピー
# mv roundcubemail-0.8.6/ WEBのルートディレクトリー
ディクトリー名が長すぎるので変更
# cd WEBのルートディレクトリー
# mv roundcubemail-0.8.6 webmail
所有者の変更
# chown -R root.apache webmail
.htaccessの削除
# rm webmail/.htaccess
足りないモジュールをインストール
# yum install php-xml php-intl php-gd
# cd
mysqlを使うのでその設定
# mysql -u root -pXXXXXX ←XXXXXXはパスワードで-pとの間にスペースを入れてはいけない。
mysql> create database webmail;
mysql> grant all privileges on webmail.* to webmail@localhost identified by 'XXXXXX;
mysql> exit
この意味は"webmail"というデーターベースを作り、その権利をwebmailと言うユーザーに与える。
テーブルをインポートする
# mysql -u root -pXXXXXX webmail < WEBのルート/webmail/SQL/mysql.initial.sql
apacheとmysqlをリスタートしておく
# service httpd restart
# service mysqld restart
localhost/webmail にブラウザでアクセスすると、画面1になる
 
 
    
画面1からはみ出して見えないが、PostgrelSQLが無いなどと言っているが、もちろんmysqlはOKなので問題無い。一番したに NEXTがあるのでクリックすると
画面2。これは webmail/config/main.inc.phpやdb.inc.phpを作ってくれるのも。かなり長いので、デフォルトから変更したものだけ記入する。
Product_name は Webmail だけにした。
Data base Setup はmysqlに設定したものを記入
IMAP Settingの(私はIMAPをsslで使っているので)
default_host は ssl://localhost
default_port は 993
username_domain は ブランク(これはログイン画面にドメイン名を表示してくれるが、私はvirtual mail で5個のドメインを使っているので設定しない)
SMTP Settings は(SMTPもssl)
smtp_server は ssl://localhost
smtp_port は 465
smtp_user/smtp_pass はブランクのままにして、use the current IMAP ...... にチェックを入れる。
CREATE CONFIG をクリックすると
画面3になり、設定文が表示される。2つの設定ファイルの上にdownload(画面3では紫色)があるのでここをクリックすると保存出来るようになるので、場所を指定し(WEBのルート/webmail/config)それぞれ保存する。CONTINEUE をクリックすると
画面4になるがエラーが出ている。
一番目の Missing config option はこのWEBに置いておくroundcubeのヘルプページのURLだが取りあえず置かないのでそのままにする。
二番目はdirectoryのパーミッションの問題。これを直す。
# chmod 775 WEBのルート/webmail/logs
# chmod 775 WEBのルート/webmail/temp
三番目はデータベースの設定でエラーが出ている(パスワードは白抜きしている)。良く見ると@localhost/webmai となっており最後がの l(エル)が抜けているので、 WEBのルート/webmail/config/db.inc.phpを編集する(25行目くらいの$rcmail_config['db_dsnw'] = で始まる所)。
ブラウザを再読み込みすると画面5になる。
相変わらずMissing config option が出ているが無視、スクロールダウンし(画面6)、Test SMTP config の所で、User: にメールユーザー、Password: にそのパスワード、送信者受信者ともそのユーザにして、Send test mail をクリックし、
画面7の赤のアンダーラインの様に SMTP send OK になればよい。
次は Test IMAP config の Username にメールユーザー、Password にそのパスワードを記入し、Check login をクリックすると、
画面8になり、赤いアンダーラインの様に IMAP connect: OK(SORT capability: yes) になればOK。
下の注意書きには installer folder をdeleteするか、enable_installer option を disableにしろとあるが、main.inc.php は $rcmail_config['enable_installer'] = false; となっていたので、そのままにした。
いよいよブラウザで localhost/webmail にアクセスすると、画面9になり、ログインすると画面10になる。
少し main.inc.php を手直しする(抜粋)
$rcmail_config['default_charset'] = 'ISO-2022-JP';
$rcmail_config['create_default_folders'] = true;
$rcmail_config['log_driver'] = 'syslog';
$rcmail_config['log_logins'] = true;

とそれぞれ右辺を変更する
WEBのルート/webmail/program/include/rcube_charset.phpの変更。
// convert charset using mbstring module
 if ($mbstring_loaded) {
    $aliases['WINDOWS-1257'] = 'ISO-8859-13';
    //ここから
    $aliases['JIS']  = 'ISO-2022-JP-MS';
    $aliases['ISO-2022-JP']  = 'ISO-2022-JP-MS';
    $aliases['EUC-JP']  = 'EUCJP-WIN';
    $aliases['SJIS']  = 'SJIS-WIN';
    $aliases['SHIFT_JIS']  = 'SJIS-WIN';
    //ここまで追加
    if ($mbstring_list === null) {
       $mbstring_list = mb_list_encodings();
       $mbstring_list = array_map('strtoupper', $mbstring_list);
     }

後、ログイン後右上に設定があるので、一度見ておく方がいいと思います


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