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投稿者: f-otake 投稿日時: 2009-7-25 19:59:21 (1297 ヒット)

1.起動時にクロックの同期が取れない:DomUで動いているので当たり前、rootでログインし
# chkconfig ntpd off でNTPDを止める。
2.終了時にクロックの同期が取れない:/etc/init.d/haltの120行目位にある vruncmd $"Syncing hardware clock to system time"....の行をコメントアウトする。
centos 5.7では132行目位の [ -x /sbin/hwclock ] && action $"Syncing hardware clock で始まる行をコメントアウトする。
3.smartdの起動に失敗する:smartdはハードディスクのSMARTという自己診断機能を使うデーモンだが、smartd.confで/dev/hdaを見に行っている様で、当然domUだからhdaは存在しないので、# chkconfig smartd off で止める。
4.起動時に sm-client でエラー:これはsendmailの起動時に出ているエラーであることは判明したが、エラー解除の方法は現在調査中


投稿者: f-otake 投稿日時: 2009-7-25 10:18:54 (1288 ヒット)

大概の設定はWEBからできますが(日経Linux2009年6月号参照)、デフォルトではrootのパスワードが設定されていなく、セキュリティ上問題がありますので、インストール後、rootでログイン(webではなく、コマンドから)
# passwd root でrootのパスワードを設定してください。
後でわかった事ですが、WEBからもrootでログイン出来る様ですが、この場合は単にlinuxのユーザーとしてログイン出来るだけで、設定できるのはQuota, Password, Language(但し日本語にはなりません)のみです。(又、rootのパスワードを設定する前はここからはrootのログインは出来ません)。WEBからPasswordが変更できない時は、WEBでopenfilerとしてログイン後、AccountsタブのUse LDAPのUser Password policyにチェックを付けて下さい。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2009-7-4 13:11:49 (1227 ヒット)

方針:Raid5にてディスクを作成する。Raid5はパリティ計算をハードでさせる。Raid5カード検討の結果HighPointの3510を使用することにした。決め手はCentOSのVer5.3 x86_64をサポートしている事。このカードはSATAのディスクを4台付けられ、インターフェイスはPCI-Expess X8で256MBのDDR 2 RAMを搭載しています。PCI-e X8なのでマザーボードのグラフィックカード用のPCI-eに差します(グラフィックは内蔵で十分)。又ハードディスクは低消費電力である2.5インチとし、保守性を考えて、5インチのケースに4台の2.5インチハードディスクが取り付けられるDIRACのCRS-S1042-SSを使用し日立の2.5インチ、7200rpm、320GBの7K320-320を4台使用しRaid5にした。
取り付け:3150を取り付けてパワーオン、マザーのBIOSの後で、3510のBIOSが走るので、ctrl+hを押してBIOSに入る。確かディスクをこのカードのRaidにする為、メニューの一番右のInitiarizeをやって取り付けた全部のディスクを選んでinitiarize使途と思うけどこのカードはWindowで使っていたものをそっくり持ってきたので、今回はしていない。次に一番左のCreateを選びEnter, Raid5: Striping with Rotating Parityを選びEnter。Select Devices:を選びEnter,4つのディスクを順番に選んでEnter. Createを選びEnter、Initializeを選びEnter. 私は950MBくらいあるのでこのイニシャライズに随分時間が掛かった(確かでは無いが、午後の2時位から午後11時過ぎまで掛かった)終わったら、Dom0を立ち上げて、nasのdata用のパーティションを作る。私は、3510についているディスクはDom0からはsdeとして見える。
取り付けたsdeをnasに認識させるため/etc/xen/nasを修正
disk = [ "phy:/dev/hda1,xvda1,w", "phy:/dev/sdc2,xvdb1,w", "phy:/dev/sde,xvdc,w" ]
青字を追加注意:いつもの癖でsdeにパーティションをきりたくなるが、パーティションはopenfilerから作るのでパーティションは切らないか、切ってもnasが使う部分を未設定のまま残しておく事。又、xvdcの後に数字を付けてはいけない。付けるとopenfiler側で認識できない。
設定については、その内じっくり書こうと思うが、とりあえず日経Linuxの2009年6月号の”NASサーバーを1時間で自作する”にある。


投稿者: f-otake 投稿日時: 2009-7-2 22:53:10 (1788 ヒット)

rootになってhttp://www.openfiler.com/community/download/にあるx86_64, Xen domU Filesystem(2009年7月1日時点でのファイル名はopenfiler-2.3-x86_64.tar.gz)をダウンロードし、、適当なディレクトリーに保存する。(私は /Download/openfilerに保存)
これからDomUとしてopenfilerを使用しNASを構築するが、下記の構成とする。

1./以下のファイルはSSDの32GBをhdaとして取り付けてあるので、そこに5GBをhda1とし、ext3でフォーマットする。
2.swapはsdc2に2GBとして確保し、mkswapでフォーマットして置く。
3.作業用のDirとして/tempを作る
4.肝心のNASの共有ディスクはインストール後、取り付ける。

# mount /dev/hda1 /temp #SSDを作業Dirにマウント
# tar xvf /Download/openfiler/openfiler-2.3-x86_64.tar.gz -C /temp
(ファイルの展開、/Download/openfilerは保存したディレクトリー)
# mkdir /boot-nas #openfiler用のbootディレクトリを作る
# cp -a /temp/boot/* /boot-nas/
# cp -a /temp/lib/modules/* /lib/modules/
# e2label /dev/hda1 root #hda1にrootのラベルを付ける。

swapをハードディスクに作ったので(オリジナルは/var/swapにある)
/temp/etcにあるfstabを修正する
LABEL=root / ext3 defaults 1 1
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom auto noauto,ro,owner,exec 0 0
/dev/xvdb1 swap swap defaults 0 0
赤字の部分を修正


デフォールトのネットワーク設定はDHCPからIPを持ってくるので、下記のように /temp/etc/sysconfig/network-scrips/ifcfg-eth0 を変更する。
DEVICE=eth0
USERCTL=no
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.xx.xx
NETMASK=255.255.255.0
デフォルトのGATEWAYはWEBより設定できる。

swapにはハードディスクを割り当てたので、オリジナルのswapファイルは不要なので、
# rm /temp/var/swap

DomU用の設定ファイルを/etc/xenにファイル名をnasとして作る。
name = "nas"
uuid = "203e2874-b08c-4066-7166-cada1b5b7341"
maxmem = 1024
memory = 1024
vcpus = 1
kernel="/boot-nas/vmlinuz-2.6.21.7-3.20.smp.gcc3.4.x86_64.xen.domU"
ramdisk="/boot-nas/initrd-2.6.21.7-3.20.smp.gcc3.4.x86_64.xen.domU.img"
root="/dev/xvda1 ro"
#bootloader = "/usr/bin/pygrub"
on_poweroff = "destroy"
on_reboot = "restart"
on_crash = "restart"
vfb = [ "type=vnc,vncunused=1,keymap=ja" ]
disk = [ "phy:/dev/hda1,xvda1,w", "phy:/dev/sdc2,xvdb1,w" ]
vif = [ "mac=00:16:3e:38:75:88,bridge=xenbr0" ]
uuidとvifのmacは適当で構わないがユニークであること。

# umont /temp #作業用ディレクトリから外して
# xm create -c nas #domUを立ち上げる
私の場合はグラフィカルの仮想マシンマネージャーからはエラーが出る(カーネル・パニックが起こる)が、ターミナルからは起動する


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