システムを電池2セットの運用に変更した関係で、インターフェイス部の変更をしますが、電池AとBの両方の電圧を測りたいのですが、このままでは8チャンネルしかないデーターロガーの入力が足りません。使用電流は細かな変動はあるものの、平均するとほとんど変わらないので、使用電流を記録するのを止め、これを電池Bの電圧にしました。尚、インターフェイス部のSW電源用は電池Aからとるようになります。回路図はここをクリックしてください
太陽電池の電流計をマイナス側にし、アナログ・グランドを電池のプラス側からマイナス側に変更をしたので、それによりインターフェース部を作り直す。太陽電池の電流は電池のグランド側からはマイナスになるのでそれぞれ反転増幅器を入れます。又、補充電電流は測定しなくても、電圧が急に上がることで、補充電が働いた事がわかるので測定しないことにし、その代りすべての太陽電池の電流を測定することにした。OPアンプは4つが入った16Pinの物(LM324)もあるが部品の共通化の為、あえて2個入りのLM358を使用した。インターフェイス部の回路図はここをクリックしてください。
インターフェイス部表、下はロガー本体
裏。左下に消費電流用と電池電圧用の抵抗がある。
ここをクリックしてください。PDFファイルで1.7MBあります。
1分毎のデーターをすべてグラフにした関係でサイズが大きくなっております。
所々使用電流が大幅に増えたのはコンピュータを2台ONにした為。これを見ると天気がいい日でも100Vからの補充電が入るので、充電終了電圧をもう少し上げた方がいい。尚、左側の数字は2進数のまま数値にしてあるので、絶対値では無い。
ここをクリックしてください。PDFファイルで341KBあります。
1分毎のデーターをすべてグラフにした関係でサイズが大きくなっております。尚、左側の数字は2進数のまま数値にしてあるので、絶対値では無い。
インターフェイス部の回路図はここをクリックしてください。
CH1-3、CH5-6:太陽電池からの充電電流。これは装置に付いているアナログの5Aの電流計の両端の電圧(マイナス側は電池の+、つまりアナログGND)を測る。
CH4:電池電圧
CH7:100Vからの充電電流。装置のデジタル電流形の両端。
CH8:使用電流装置のデジタル電流形の両端。
注意:ここで言うCHは”ハードを決める”に書いてあるCHとズレテいる。"ハードを決めるに書いてあるCHは回路図、プリント基板上の印刷にあわせ、CH0-7ですが、ここに書いてあるのはLCD表示機にあわせCH1-8です。
写真は100KΩの抵抗になっているが、後で47KΩに変更。上に出ている黒い線はロガー用電源の5V
上の4Pは電池からの24V電源。10Pは各測定入力。両方をツイスト線で配線し、電池側はDsubの9Pコネクターを取り付け。
太陽電池を設置し早2年が過ぎました。今年からは太陽電池の取り付けで、国や自治体からの補助も始まり、2年前に付けたのは早すぎ??等と後悔していますが、いまさら悔やんでも仕方が無いので、ほっぽらかしにしてあったデーターロガーを作りました。金銭的に安く上げるため、我らの救世主、秋月電子を探します。”8ch10ビットデータロガーPIC16F877使用”がありましたので、これを使います。
インターフェースの検討:測定したいデーターは太陽電池からの充電電流、消費電流、100Vからの充電電流、電池電圧になります。8CHあるので、太陽電池からの電流は5パネルからの分を測ると全部で8CHになる(実はこの2年の間に太陽電池パネルを東側に2枚追加していた。)。このロガーの入力はアナロググランドが8CHすべて共通なので、装置の何処をアナロググランドにするか検討し、鉛電池の+側に決めた。又、ロガーの電源も装置から取りたいので、イータ電機のOEJ05SC1224(絶縁型5V、0.3A、ロガーのアナロググランドと電源のGNDは共通なので絶縁型がいる)を使い電源とする。又、電池電圧と、使用電流はマイナス電圧になるので、(このロガーのOPアンプは5Vの単一電源なの極性反転をするためにOPアンプに+−電源がいる)イータ電機のOEJ22WC1224(絶縁型、±12V、65mA)も使う.
ジャンパーピンはCH3,CH7,OUT2,OUT3を挿す。(CH3とCH7は単なるバッファーとして使う。
又、REF電圧は5Vにしてある。