
先日問題が起き、今までの制御回路に問題がありました。これは過充電防止の為両電池をパラにした後どちらかの電池が25.5Vになるとパラレルを外し、どちらか一方の電池からの放電にしますが、その際EXORのTC4030の3番ピンはLからHになります。その際、両電池とも電圧が高いのでa'とb'はそれぞれLになっております。と言う事はcは不定ですが、これがHになっていたとすると、TC4030の11番ピンはLになり、切り替えリレーがOFFになり、電池Aからの放電になりますが、ここで問題です。電池Aの電圧が24V以下になったら、aはLからHになりますが、RSFFの出力(C点)は元々Hだったので、切り替えリレーはOFFのままで、電池Bに切り替わりませんので、ずーっと電池Aは放電しっ放しになってしまいます。(今まではいろいろな調整をしている中でこの状態にならなかったので、気がつきませんでした。
早速改造をしますが、方法はどちらか一方の電池が25.5VになったらTC4030の1、2番ピンをLにするようにコンデンサーでOPアンプを反転します。そうすれば通常の状態になり、問題はなくなります。回路図はここをクリック1(青の枠が今回の追加分)
本日(2014/06/26)サーバー製作で制作中のKVMホストでアップデートがあったので、行ったらネットワークに繋がらなくなってしまった。kernelのアップデートも含まれており、アップデート後のOSのバージョンはLinux version 2.6.32-431.20.3.el6.x86_64になっていた。
途方に暮れていたら閃いた。そう言えば最初のインストールの時にr8169ネットワークドライバーがインストールされ、ネットにつながらなかった。多分KERNELのアップデート時に間違って再インストールされたのでは?さっそく調べる
# lsmod | grep r81
r8169 59831 0
mii 5376 1 r8169
と表示されやっぱりr8169がインストールされている。原因が分かれば後は簡単。ダウンロードしてあったr8168ドライバーをインストールする。(ドライバーのありかは https://www.kinryokai.net/modules/news/article.php?storyid=21 を参照)
# cd ダウンロードしてある場所
# ./autorun.sh
Check old driver and unload it.
rmmod r8169
Build the module and install
Backup r8169.ko
rename r8169.ko to r8169.bak
DEPMOD 2.6.32-431.20.3.el6.x86_64
load module r8168
Completed.
REALTEKのドライバーはスクリプトになっていて、r8169がインストールされて入れば、自動で削除してくれる。

先日、Redhat Enterprise Version 7 がリリースされ、CentOS 7 も間もなくとのアナウンスがあった。RedHatのリリースを読むと(ほんの一部分だけだが)、デフォルトのファイルシステムが ext4 から XFS に変更になり、MySQLがMariaDBに変更され、Microsoft Active Directory (AD) support(この意味がよくわからないが、sambaのバージョン4は既にアクティブ・ディレクトリーがサポートされている。デフォルトではバージョン3の様だったのでそのせい?)がサポートされるそうだ。
ここまで変更されると、このサーバーはCentOS7を待って、作り直した方が良さそうなので、製作を一時中断します。
2014ー07ー10追記:先日、CentOS バージョン7がリリースされた。早速製作しようと思ったが、少し調べてみる。
バージョン6からのアップグレードがサポートされているようだ。その場合ファイルシステムは?(ext4:XFS)、データーベースは?(mysql:mariaDB)。特にmysqlはそこら中のプログラムで使っており、変に変更されても困る(多分変更されないと思うが)。また新規に作っていくとデフォルトのDBはmariaDBなので多分互換性はかなりあるとは思うがどうなのか?mysqlを使っているのは、postfix, xoops, bacula, phpmyadmin, webmail(roundcube)
もう少しすればWEBに諸先輩方が参考になるコンテンツをアップしてくれると思うので、他人任せだが、もう少し様子見。

参考URL:https://www.kinryokai.net/modules/news/article.php?storyid=162
http://centossrv.com/postfix-targrey.shtml
現時点(2014-06-12)ではpostfixとpostgreyのバージョンは参考URLの前者と同じです。
2014年9月8日にやっと本運用になりました。今の所不具合はありませんが、何かありましたらここで発表します。
遅延応答したら即座にSMTPプロセスを終了するパッチを施行したPOSTFIX (rpm):ここをクリック
targreyパッチをあてたpostgrey (rpm): ここをクリック
ここからは、上の二つのファイルをrootにダウンロードした前提で進めます。
まずはpostfixのインストール
# rpm -Uvh --force /ダウンロードしたdirectory/postfix-2.6.6-2.2.el6_1.x86_64.rpm
インストールの確認
# rpm -qa|grep postfix
postfix-2.6.6-2.2.el6_1.x86_64 と表示されればOK
次にpostgreyですがその前に必要なパッケージのインストール
# yum -y install postgrey && rpm -e postgrey
「注:2014-08-02:今日テストしたらエラーが出た。本来はEPELのミラーに在る筈だが、無くなっているみたい。私の場合はEPELのミラーはftp,iij.ad.jpに設定されているが、ここには無くなっている。試しにftp,riken.jpもチェックしたがやはり無い。でも本家のhttp://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/repoview/postgrey.htmlには置いてある。どうなっているんだ!!ともかくこれは付随してインストールが必要なパッケージのためのコマンドなので、無視して直接次に進んでもよい。但し環境によっては、必要なパッケージをインストールしろと言われるかも?必要なのは色々な下記のperlのパッケージなど」
これは perl-BerkeleyDB perl-IO-Multiplex perl-Net-DNS perl-Net-Server をインストールするため
# wget apt.sw.be/redhat/el6/en/i386/rpmforge/RPMS/perl-Parse-Syslog-1.10-1.el6.rf.noarch.rpm
# rpm -ivh perl-Parse-Syslog-1.10-1.el6.rf.noarch.rpm
でpostgreyのインストール
# rpm -Uvh /ダウンロードしたdirectory/postgrey-1.34-1.rf.noarch.rpm
/etc/postfix/main.cfの設定
smtpd_recipient_restrictions =
permit_mynetworks,
permit_sasl_authenticated,
permit_auth_destination,
reject_unauth_destination,
−−追加(ここから)−−
check_recipient_access hash:$config_directory/whitelist_recipient
check_client_access hash:$config_directory/whitelist_client
check_client_access regexp:$config_directory/permit_client_nots25r
check_policy_service inet:60000
permit
smtpd_data_restrictions =
permit_mynetworks
permit_sasl_authenticated
reject_unauth_destination
check_recipient_access hash:$config_directory/whitelist_recipient
check_client_access hash:$config_directory/whitelist_client
check_client_access regexp:$config_directory/permit_client_nots25r
check_policy_service inet:60000
permit
−−追加(ここまで)−−
taRgrey用Postfix設定ファイルダウンロード
# wget http://k2net.hakuba.jp/spam/postfix.conf.2.tar.gz
解凍
# tar zxvf postfix.conf.2.tar.gz
各ファイルをコピー
# cp postfix.conf.2/whitelist_recipient /etc/postfix/
# cp postfix.conf.2/whitelist_client /etc/postfix/
# cp postfix.conf.2/permit_client_nots25r /etc/postfix/
# rm -fr postfix.conf.2/
# rm -f postfix.conf.2.tar.gz
whitelist_recipientのDB化
# postmap /etc/postfix/whitelist_recipient
whitelist_clientのDB化
# postmap /etc/postfix/whitelist_client
/etc/rc.d/init.d/postgreyの設定
#OPTIONS="--unix=$SOCKET" ←コメントアウト
OPTIONS="--dbdir=$DBPATH --inet=127.0.0.1:60000 --tarpit=125 --targrey --retry-count=2 --delay=3600" ←追記
postgreyの起動、postfix再起動など
# service postgrey start
# chkconfig postgrey on
# service postfix restart
その後メールのテストをする
postfixにパッチを当てているため、自動アップデートを無効にする。
# yum -y install yum-versionlock
# sed -i 's/enabled = 0/enabled = 1/g' /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.conf
# touch /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
# rpm -q postfix >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
# rpm -q postgrey >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
postfixのアップデートがあったらメールで知らせてくれるスクリプトの作成。もっともソースもアップデートされていなけば出来ないが
# gedit /etc/cron.daily/yum-check-update
#!/bin/bash
# versionlockパッケージアップデートチェックスクリプト
YUMTMP=$(mktemp)
for pkg in `cat /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list`
do
chkname="$chkname `rpm -qi $pkg|grep Name|awk '{print $3}'`"
done
yum --noplugins check-update $chkname > $YUMTMP
[ $? -eq 100 ] && cat $YUMTMP
rm -f $YUMTMP
# chmod +x /etc/cron.daily/yum-check-update
アップデート検知時はroot宛にメール通知されるので、最新版で再インストールする

一通り設定が終わったので、再度見直しておきます。エラーの殆どは設定ファイルのスペルミスとか記入漏れです。
このメールサーバーは本チャンで動いているサーバーと同じネットワーク・レンジにあり、ルーターの設定は本チャンのメールサーバーに転送する設定ですので、外部からはテスト出来ません。このホストはKVMのサブホストとして動いていますので、とりあえず親ホストにthunderbirdをインストールし、設定して行きます。マイグレーションを簡単にするためにホスト名は現在本チャンのサーバーと被っていますので、thunderbirdのホストの/etc/hostsにこのメールサーバーを登録しておきホスト名で問い合わせ時にこのサーバーのIPアドレスを返すようにしておきます。
次にpostfixadminでドメインやメアドを作り、それをthunderbirdに設定して送受信をテストします。その際外のメアドには発信が出来ますので、自分のISPのメアドにもコピーを入れメールが来るのを確かめておきます。うまくいかない時は /var/log/maillog にログがありますので参考にします。
テストが終わったら暗号化をしていきます。
*サーバー証明書作成
参考URL:http://centossrv.com/postfix-tls.shtml
# cd /etc/pki/tls/certs/
# make mail.pem
前略
Country Name (2 letter code) [GB]:JP ← 国名応答
State or Province Name (full name) [Berkshire]:Tokyo ← 都道府県名応答
Locality Name (eg, city) [Newbury]:Shinjuku ← 市区町村名応答
Organization Name (eg, company) [My Company Ltd]:centossrv.com ← サイト名応答(なんでもいい)
Organizational Unit Name (eg, section) []: ← 空ENTER
Common Name (eg, your name or your server's hostname) []:mail.centossrv.com ← メールサーバー名応答※
Email Address []:postmaster@centossrv.com ← 管理者メールアドレス応答
# cd
main.cfの変更、下記のコードのコメントを取って有効化
# gedit /etc/postfix/main.cf
前略
# SMTPS
smtpd_use_tls = yes
smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
smtpd_tls_key_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
smtpd_tls_session_cache_database = btree:/var/lib/postfix/smtpd_scache
master.cfの変更、下記のコードのコメントを取って有効化
# gedit /etc/postfix/master.cf
前略
smtps inet n - n - - smtpd
-o smtpd_tls_wrappermode=yes
-o smtpd_sasl_auth_enable=yes
-o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
-o milter_macro_daemon_name=ORIGINATING
後略
参考URLではtlsmgrのコメントを取っていましたが、デフォルトで外れていました。
ここで、postfixと念のためdovecotも再起動
# service postfix restart
# service dovecot restart
再度一連のテストをやって確かめておく。

参考URL:http://e-garakuta.net/techinfo/doku.php/linux/postfix-virtual
mysql関連のドライバーのインストール
27:メールサーバーの設定:前提条件でインストールしましたが、やっていなければphp-imapとdovecot-mysqlをインストールしておきます。
/etc/dovecot/conf.dにある設定ファイルを設定していく
# gedit /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
変更箇所のみ記載
disable_plaintext_auth = no ← プレーンテキストのパスワードを扱うので no に変更
auth_mechanisms = cram-md5 plain login ← 右辺変更
#!include auth-system.conf.ext ← システムの認証は使わないのでコメントアウト
!include auth-sql.conf.ext ← mysqlで認証するので
変更箇所のみ記載
mail_location = maildir:/Mail/%d/%n ← 右辺の変更、これはドメイン/ユーザー名
first_valid_uid = 10000
first_valid_gid = 10000
gedit /etc/dovecot/conf.d/10-master.conf
変更箇所のみ記載
service auth {
中略
# Postfix smtp-auth
unix_listener /var/spool/postfix/private/auth { ←コメントを外す
mode = 0666 ←コメントを外す
} ←コメントを外す
gedit /etc/dovecot/conf.d/20-imap.conf
変更箇所のみ記載
imap_client_workarounds = delay-newmail tb-extra-mailbox-sep ← コメントを外す
gedit /etc/dovecot/conf.d/20-pop3.conf
変更箇所のみ記載
pop3_client_workarounds = outlook-no-nuls oe-ns-eoh ← コメントを外す
dovecot-sql.conf.extの作成
/usr/share/doc/dovecot-2.0.9/example-config/にサンプルがあります。
gedit /etc/dovecot/dovecot-sql.conf.ext
driver = mysql
connect = host=localhost dbname=postfix user=postfix password=xxxxxxxx
default_pass_scheme = PLAIN
user_query = select concat('/Mail/', maildir) as home, 10000 as uid, 10000 as gid FROM mailbox WHERE username = '%u' AND active = '1';
password_query = SELECT password FROM mailbox WHERE username = '%u' AND active = '1';
# service dovecot start
# chkconfig dovecot on
やっと終わったので次はテストと暗号化を行う

参考URL:http://e-garakuta.net/techinfo/doku.php/linux/postfix-virtual
今まではlocalのメールはaliasesでkinryokai.netに転送出来ていましたが。localメールもvirtualを使用するようにしたので、転送出来なくなりますので、localのメールはISPのメアドに転送するようにします。
私はメールソフトはthunderbirdを使用しておりますので、フィルターの設定で、そのサーバー用のディレクトリーを設定していますので問題はありません。
# gedit /etc/aliases
前略
root: ISPのメアド
# newaliases
次にvirtual専用のユーザーを作ります
# groupadd -g 10000 vuser
# useradd -g vuser -u 10000 -s /sbin/nologin vuser
*postfixの設定ファイルの編集(抜粋)
# gedit /etc/postfix/main.cf
変更箇所のみ
myhostname = mail.kinryokai.net ← 自分のホスト名
mydomain = kinryokai.net ← 自分のドメイン
myorigin = $mydomain ← 変更
inet_interfaces = all ← 変更
inet_protocols = ipv4 ← ipv4しか扱わない
mydestination = ← 右辺は必ずブランク
home_mailbox = Maildir/ ← #を取り有効化
header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks ← #を取り有効化
smtpd_banner = $myhostname ESMTP unknown ← #を取り右辺変更
#ここから下を追記
message_size_limit = 52428800
mailbox_size_limit = 9663676416
virtual_mailbox_limit = 9663676416
disable_vrfy_command = yes
smtpd_helo_required = yes
smtpd_sender_restrictions = reject_unknown_sender_domain
# Virtual Domains with MySQL
#local_transport = local
local_transport = virtual
#virtual_transport = virtual :デフォルト見たい
virtual_mailbox_base = /Mail
virtual_alias_maps = mysql:/etc/postfix/mysql_virtual_alias_maps.cf
#virtual_alias_domains = $virtual_alias_maps :デフォルト見たい
virtual_mailbox_domains = mysql:/etc/postfix/mysql_virtual_domains_maps.cf
virtual_mailbox_maps = mysql:/etc/postfix/mysql_virtual_mailbox_maps.cf
virtual_minimum_uid = 10000
virtual_uid_maps = static:10000
virtual_gid_maps = static:10000
# SMTP AUTH
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_sasl_security_options = noanonymous
smtpd_sasl_type = dovecot
smtpd_sasl_path = private/auth
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtpd_client_restrictions =
permit_mynetworks,
reject_non_fqdn_sender,
reject_non_fqdn_recipient,
reject_unknown_client,
reject_rbl_client all.rbl.jp,
# reject_rbl_client zen.spamhaus.org,
# reject_rbl_client bl.spamcop.net,
check_client_access hash:/etc/postfix/access,
permit
smtpd_recipient_restrictions =
permit_mynetworks,
permit_sasl_authenticated,
permit_auth_destination,
reject_unauth_destination,
reject
# SMTPS
#smtpd_use_tls = yes
#smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
#smtpd_tls_key_file = /etc/pki/tls/certs/mail.pem
#smtpd_tls_session_cache_database = btree:/var/lib/postfix/smtpd_scache
smtpd_client_restrictions=に check_client_access hash:/etc/postfix/access,がありますが、デフォルトでは全てコメントアウトして存在しています。書式は文中に記入がありますが
IPアドレス REJECT で拒否するIP
IPアドレス OK でアクセプトするIPです。
又、IPを 1.2.3 のように記入すればIPレンジになります。
運用後に設定すればいいでしょう。
*mysql関連の三つのファイルを作成
# gedit /etc/postfix/mysql_virtual_alias_maps.cf
user = postfix
password = xxxxxxx
hosts = localhost
dbname = postfix
table = alias
select_field = goto
where_field = address
# gedit /etc/postfix/mysql_virtual_domains_maps.cf
user = postfix
password = xxxxxxx
hosts = localhost
dbname = postfix
table = domain
select_field = domain
where_field = domain
additional_conditions = and active = '1'
# gedit /etc/postfix/mysql_virtual_mailbox_maps.cf
user = postfix
password = xxxxxxx
hosts = localhost
dbname = postfix
table = mailbox
select_field = maildir
where_field = username
header_checksの編集
# gedit /etc/postfix/header_checks
/^From:.*<#.*@.*>/ REJECT
/^Return-Path:.*<#.*@.*>/ REJECT
を最後にでも追記
main.cfに check_client_access hash:/etc/postfix/access, と設定しているので、そのDBを作ります。
# postmap /etc/postfix/access
このアクセスリストの記入方法はhttp://www.postfix-jp.info/trans-2.2/jhtml/access.5.htmlに説明があります。自分でこのリストを変更したら、必ず上記のコマンドでDBを更新して置きます。
次はdovecotの設定です

参考URL:http://e-garakuta.net/techinfo/doku.php/linux/postfix-virtual
http://sourceforge.net/projects/postfixadmin/files/latest/downloadから最新版のpostfixadminをダウンロード(2014-06-04現在はpostfixadmin-2.91.tar.gz)
ダウンロードしたディレクトリーに移り
# tar zxvf postfixadmin-2.91.tar.gz
出来たディレクトリーを自分のWEBのルートにコピーし、名前をpostfixadminに変更しておく。
mysqlにデーターベースを作り、パスワードなどを設定
# mysql -p
パスワードを入力後
mysql> CREATE DATABASE postfix;
mysql> CREATE USER 'postfix'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード';
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON `postfix` . * TO 'postfix'@'localhost';
mysql> quit
注:ある時テスト中に CREATE USER をするとエラーが出た
ERROR 1396 (HY000): Operation CREATE USER failed for 'postfix'@'localhost'
次にインストールしたpostfixadminの下にあるconfig.inc.phpの設定(変更箇所のみ抜粋)
$CONF['configured'] = true; ← trueに変更
$CONF['default_language'] = 'ja'; ← jaに変更
$CONF['database_password'] = '設定したパスワード';
$CONF['encrypt'] = 'cleartext'; ← cleartextに変更
$CONF['show_password'] = 'YES'; ← YESに変更
$CONF['page_size'] = '50'; ← 50に変更
$CONF['default_aliases'] = array (
'abuse' => 'abuse@kinryokai.net', ← ドメイン部分を変更
'hostmaster' => 'hostmaster@kinryokai.net', ← ドメイン部分を変更
'postmaster' => 'postmaster@kinryokai.net', ← ドメイン部分を変更
'webmaster' => 'webmaster@kinryokai.net' ← ドメイン部分を変更
$CONF['aliases'] = '0'; ← 0に変更
$CONF['mailboxes'] = '0'; ← 0に変更
$CONF['maxquota'] = '0'; ← 0に変更
$CONF['domain_quota_default'] = '0'; ← 0に変更
$CONF['vacation_domain'] = 'autoreply.kinryokai.net'; ← ドメイン部分を変更
$CONF['header_text'] = ':: kinryokai.net ::'; ← 右辺を変更
$CONF['footer_text'] = 'Return to kinryokai.net'; ← ドメイン部分を変更
$CONF['footer_link'] = 'http://kinryokai.net'; ← ドメイン部分を変更
$CONF['emailcheck_resolve_domain']='NO'; ← NOに変更
$CONF['create_mailbox_subdirs_prefix']=''; ← ""に変更


Error: Smarty template compile directory templates_c is not writable.
Please make it writable.
If you are using SELinux or AppArmor, you might need to adjust their setup to allow write access.
Warning: Depends on: IMAP functions - NOT FOUND
To install IMAP support, install php5-imap
Without IMAP support, you won't be able to create subfolders when creating mailboxes.
と二つのエラーが表示された。一つ目はtenplates_cが書ける様になっていないと。又SELINUX等を使っていたら調整が必要だと。SELINUXは使っていないので、書き込めるようにするが、この際グループも変更しておこう。pwdをWEBのルートのディレクトリーに変更したら
# chown -R .apache postfixadmin
# chmod 770 postfixadmin
二つ目はphp5-imapをインストールしろとあるが、CentOSは
# yum install php-imap
変更したら再度アクセス、すると画面1が表示される。下の方にある Change setup password の下のパスワードのBOXは config.inc.php に設定するパスワードだが入力後は暗号化された分が表示される。
設定したいパスワードを2ヶ所に入れ、generate pasword hash をクリックすると
$CONF['setup_password'] = 'ホニャララ';
と表示がある筈。
config.inc.php にある $CONF['setup_password'] = 'changeme'; のchangemeの代わりにホニャララを設定し再度アクセスすると、画面2が表示されます(画面上部はカッとしてあります)
Setup password には今設定したパスワード、管理者にはメアドを設定しますが、メールサーバーはまだ出来ていませんのでISPのメアドでも入れ、パスワードを2回入力後、管理者追加をクリックします。再度同じような画面が表示されますが、これはさらに管理者を追加出来る為です。又、以前のバージョンでは setup.phpは消去しなくてはなりませんでしたが、必要なくなりました。今後の管理者の追加をする時の為にそのままにしておきます。


ここではこれ以上の説明は行いませんが、ドメインやメアドを作っていくのはそんなに難しくありません。それぞれの所をクリックすれば見当がつくと思います。
又、一般ユーザーは自分のパスワードを変更できますので、WEBのURL/postfixadmin/users/login.php を知らせておきます。
postfixadminからドメインやユーザーを削除してもデーターベースからは削除されますが実態であるディレクトリーなどは削除されません。私はドメインやユーザーの削除はほとんど無いので万が一あった場合はマニュアルで削除する事にしましたが、自動で行いたい時はhttp://e-garakuta.net/techinfo/doku.php/linux/postfix-virtualの”削除処理”に方法が記載されています。又、アクセスした時にお知らせが表示されるのですが、昔は別のファイル(motd.txt, motd-user.txt)で設定していたのですが、これらのファイルはなくなっており、config.inc.phpに$CONF['motd_user'] = '';等と設定がり、ここに記入するようになった見たいです。
次はpostfixの設定:https://www.kinryokai.net/modules/news/article.php?storyid=236

前提として、postfixは設定済み、mysqlもインストール済みとします。
インストールされているphp、mysql関連
php.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-cli.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-common.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-mbstring.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-mcrypt.x86_64 5.3.3-3.el6 @epel
php-mysql.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-pdo.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
mysql.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
mysql-libs.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
mysql-server.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
*MTAはpostfixを使う
*dovecotでSMTP-AUTHを行う
*メールアカウントはpostfixadminで管理する
*パスワードはpostfixadmin経由でプレーンテキストとしてmysqlに保存
*ローカルも含めバーチャルドメインとして複数のドメインを取り扱う
*Maildir形式を採用(1メール、1ファイル)
*Quotaは使わない
*pop3とimapに対応する
*プレーンテキストを扱うので暗号化する。但し、最初は暗号化をしないで、テスト後に暗号化をしていきます。
*selinuxはdisabled
まずは必要になる下記をインストール
# yum -y install php-imap dovecot-mysql
/etc/php.ini を変更して置きます(これはpostfixとは直接関係ありません。)
date.timezone = Asia/Tokyo ←東京にする
post_max_size = 50M
upload_max_filesize = 50M
その後、apacheを再起動しておきます。
CentOS6からはsendmailではなくpostfixがデフォルトのメールサーバーになったので、postfix自体はインストールされている筈ですが、mysql対応でない時はcentosplusに対応版があるみたいです。
私のバージョンは
# yum list installed |grep postfix
postfix.x86_64 2:2.6.6-6.el6_5 @updates でupdatesからインストールされていました。しかしmsql対応版ではありません。
postfixがmysql対応かどうか調べるには
# postconf -m|grep mysql
とmysqlが表示されません。mysql対応版であれば、
# postconf -m|grep mysql
mysql
とmysqlが表示されます。
取り敢えずこのバージョンで進めますが、後でpostfixのソースrpmをインストールします。
次はpostfixadminのインストール・設定をします。

今日は6月、まだ梅雨には入っていないので、比較的晴天の日が多い。
様子を見ていると、電池の電圧が上昇し、32Vを過ぎると充電電流がかなり小さくなって来ています。これは温度が上がり、太陽電池の効率が落ちてきて、春には充分充電していたものが出来なくなっております。
このままでは効率が悪いので過充電の切り替え電圧を32.5Vに変更しました。切り替わるタイミングで充電電流が0.5A位だったのが、3.5A位になりました。もちろん電池が切り替わりますので、電池電圧は25〜26V位に下がりますので、充電電力は電流の差ほどはありませんが、それでも効率は上がっています(32.5VX0.5A=16.25Wだったのが25VX3.5A= 87.5W)
これで少し様子を見よう。