方針:Raid5にてディスクを作成する。Raid5はパリティ計算をハードでさせる。Raid5カード検討の結果HighPointの3510を使用することにした。決め手はCentOSのVer5.3 x86_64をサポートしている事。このカードはSATAのディスクを4台付けられ、インターフェイスはPCI-Expess X8で256MBのDDR 2 RAMを搭載しています。PCI-e X8なのでマザーボードのグラフィックカード用のPCI-eに差します(グラフィックは内蔵で十分)。又ハードディスクは低消費電力である2.5インチとし、保守性を考えて、5インチのケースに4台の2.5インチハードディスクが取り付けられるDIRACのCRS-S1042-SSを使用し日立の2.5インチ、7200rpm、320GBの7K320-320を4台使用しRaid5にした。
取り付け:3150を取り付けてパワーオン、マザーのBIOSの後で、3510のBIOSが走るので、ctrl+hを押してBIOSに入る。確かディスクをこのカードのRaidにする為、メニューの一番右のInitiarizeをやって取り付けた全部のディスクを選んでinitiarize使途と思うけどこのカードはWindowで使っていたものをそっくり持ってきたので、今回はしていない。次に一番左のCreateを選びEnter, Raid5: Striping with Rotating Parityを選びEnter。Select Devices:を選びEnter,4つのディスクを順番に選んでEnter. Createを選びEnter、Initializeを選びEnter. 私は950MBくらいあるのでこのイニシャライズに随分時間が掛かった(確かでは無いが、午後の2時位から午後11時過ぎまで掛かった)終わったら、Dom0を立ち上げて、nasのdata用のパーティションを作る。私は、3510についているディスクはDom0からはsdeとして見える。
取り付けたsdeをnasに認識させるため/etc/xen/nasを修正
disk = [ "phy:/dev/hda1,xvda1,w", "phy:/dev/sdc2,xvdb1,w", "phy:/dev/sde,xvdc,w" ]
青字を追加注意:いつもの癖でsdeにパーティションをきりたくなるが、パーティションはopenfilerから作るのでパーティションは切らないか、切ってもnasが使う部分を未設定のまま残しておく事。又、xvdcの後に数字を付けてはいけない。付けるとopenfiler側で認識できない。
設定については、その内じっくり書こうと思うが、とりあえず日経Linuxの2009年6月号の”NASサーバーを1時間で自作する”にある。