rootになってhttp://www.openfiler.com/community/download/にあるx86_64, Xen domU Filesystem(2009年7月1日時点でのファイル名はopenfiler-2.3-x86_64.tar.gz)をダウンロードし、、適当なディレクトリーに保存する。(私は /Download/openfilerに保存)
これからDomUとしてopenfilerを使用しNASを構築するが、下記の構成とする。
1./以下のファイルはSSDの32GBをhdaとして取り付けてあるので、そこに5GBをhda1とし、ext3でフォーマットする。
2.swapはsdc2に2GBとして確保し、mkswapでフォーマットして置く。
3.作業用のDirとして/tempを作る
4.肝心のNASの共有ディスクはインストール後、取り付ける。
# mount /dev/hda1 /temp #SSDを作業Dirにマウント
# tar xvf /Download/openfiler/openfiler-2.3-x86_64.tar.gz -C /temp
(ファイルの展開、/Download/openfilerは保存したディレクトリー)
# mkdir /boot-nas #openfiler用のbootディレクトリを作る
# cp -a /temp/boot/* /boot-nas/
# cp -a /temp/lib/modules/* /lib/modules/
# e2label /dev/hda1 root #hda1にrootのラベルを付ける。
swapをハードディスクに作ったので(オリジナルは/var/swapにある)
/temp/etcにあるfstabを修正する
LABEL=root / ext3 defaults 1 1
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom auto noauto,ro,owner,exec 0 0
/dev/xvdb1 swap swap defaults 0 0
赤字の部分を修正
デフォールトのネットワーク設定はDHCPからIPを持ってくるので、下記のように /temp/etc/sysconfig/network-scrips/ifcfg-eth0 を変更する。
DEVICE=eth0
USERCTL=no
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.xx.xx
NETMASK=255.255.255.0
デフォルトのGATEWAYはWEBより設定できる。
swapにはハードディスクを割り当てたので、オリジナルのswapファイルは不要なので、
# rm /temp/var/swap
DomU用の設定ファイルを/etc/xenにファイル名をnasとして作る。
name = "nas"
uuid = "203e2874-b08c-4066-7166-cada1b5b7341"
maxmem = 1024
memory = 1024
vcpus = 1
kernel="/boot-nas/vmlinuz-2.6.21.7-3.20.smp.gcc3.4.x86_64.xen.domU"
ramdisk="/boot-nas/initrd-2.6.21.7-3.20.smp.gcc3.4.x86_64.xen.domU.img"
root="/dev/xvda1 ro"
#bootloader = "/usr/bin/pygrub"
on_poweroff = "destroy"
on_reboot = "restart"
on_crash = "restart"
vfb = [ "type=vnc,vncunused=1,keymap=ja" ]
disk = [ "phy:/dev/hda1,xvda1,w", "phy:/dev/sdc2,xvdb1,w" ]
vif = [ "mac=00:16:3e:38:75:88,bridge=xenbr0" ]
uuidとvifのmacは適当で構わないがユニークであること。
# umont /temp #作業用ディレクトリから外して
# xm create -c nas #domUを立ち上げる
私の場合はグラフィカルの仮想マシンマネージャーからはエラーが出る(カーネル・パニックが起こる)が、ターミナルからは起動する