Linux (サーバー制作) : 27:メールサーバーの設定:前提条件
前提として、postfixは設定済み、mysqlもインストール済みとします。
インストールされているphp、mysql関連
php.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-cli.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-common.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-mbstring.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-mcrypt.x86_64 5.3.3-3.el6 @epel
php-mysql.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
php-pdo.x86_64 5.3.3-27.el6_5 @updates
mysql.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
mysql-libs.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
mysql-server.x86_64 5.1.73-3.el6_5 @updates
*MTAはpostfixを使う
*dovecotでSMTP-AUTHを行う
*メールアカウントはpostfixadminで管理する
*パスワードはpostfixadmin経由でプレーンテキストとしてmysqlに保存
*ローカルも含めバーチャルドメインとして複数のドメインを取り扱う
*Maildir形式を採用(1メール、1ファイル)
*Quotaは使わない
*pop3とimapに対応する
*プレーンテキストを扱うので暗号化する。但し、最初は暗号化をしないで、テスト後に暗号化をしていきます。
*selinuxはdisabled
まずは必要になる下記をインストール
# yum -y install php-imap dovecot-mysql
/etc/php.ini を変更して置きます(これはpostfixとは直接関係ありません。)
date.timezone = Asia/Tokyo ←東京にする
post_max_size = 50M
upload_max_filesize = 50M
その後、apacheを再起動しておきます。
CentOS6からはsendmailではなくpostfixがデフォルトのメールサーバーになったので、postfix自体はインストールされている筈ですが、mysql対応でない時はcentosplusに対応版があるみたいです。
私のバージョンは
# yum list installed |grep postfix
postfix.x86_64 2:2.6.6-6.el6_5 @updates でupdatesからインストールされていました。しかしmsql対応版ではありません。
postfixがmysql対応かどうか調べるには
# postconf -m|grep mysql
とmysqlが表示されません。mysql対応版であれば、
# postconf -m|grep mysql
mysql
とmysqlが表示されます。
取り敢えずこのバージョンで進めますが、後でpostfixのソースrpmをインストールします。
次はpostfixadminのインストール・設定をします。
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